自分を後回しにしない。体を相棒に生きる
- 名前
- 秋保良子
- 会社名
- あきほ鍼灸院
- キャッチコピー
- 体を相棒に、楽に楽しく生きる
- 一言
- 大阪を拠点に、鍼灸・お灸・日常に取り入れやすいセルフケアを届ける鍼灸師。子育てや仕事で自分を後回しにしがちな方へ、体を相棒にして、楽に楽しく生きるための一歩を一緒に探します。
はじめまして。あきほ鍼灸院の秋保良子(あきほ りょうこ)です。
鍼灸師として、鍼灸やお灸、暮らしの中で続けやすいセルフケアをお伝えしています。心と体を切り離して考えるのではなく、まず今の体の感覚に目を向ける対話や講座も行っています。
子育てや仕事で、家族や周りの人のことがいつも先。気づけば自分の体は後回しになっていませんか。
私自身、実はとてもズボラで、面倒くさがりです。「体のために毎日5分」と言われても、まず続きません。だから大切にしているのは、頑張りを増やすのではなく、今の暮らしでやってることを少しだけ置き換えることです。
体を相棒に。暮らしの中に続けられるケアを
面倒くさがりだから、続けられる形を一緒に探します
セルフケアは、特別な時間を新しく確保する方法ではありません。例えば私は、髪をタオルで拭く動作を、体を伸ばすように変えます。
短い方法は始めやすい一方、短いからこそ忘れてしまいます。歯磨きや入浴、家事の合間など、すでに毎日している動作と組み合わせれば思い出しやすくなります。
お菓子メーカーで商品開発をしていた頃から、「この工程、もう少し楽にできへんかな」と考えることが好きでした。その視点は今も同じです。面倒なことを一方的に押しつけるのではなく、その方の体調や生活に合う形を一緒に探します。
最近はInstagramでの発信にも力を入れていて、日常生活に取り入れやすいちょっとしたコツをわかりやすくお伝えしています。
まずは、不安を聞くところから
鍼灸施術では、気になる部分だけでなく、全身の様子や普段の過ごし方も伺います。鍼やお灸が初めてで不安な方には、使うものや進め方をお話ししてから、その日の状態に合わせて内容を考えます。
気になることがあれば、始める前に遠慮なくお話しください。

心のことも体のことも、決めつけずに見つめます
「ちゃんとしなきゃ」と思うと胸が詰まる。言いたいことを飲み込むと、喉に力が入る。そんなふうに、言葉にならない気持ちを体の感覚から振り返るセッションも行っています。
これは、体だけ、心だけの問題と決めつけるものではありません。必要な医療を大切にしながら、自分の体に今どんな感覚があるのかを一緒に確かめ、次の一歩を考えるための対話です。内容に応じて、対面でもオンラインでもご相談いただけます。
「お母さんが先やな」——遠回りが教えてくれた原点
発泡スチロールに感動した原体験
高校生の頃、オレンジの皮から取れるオイルが反応して発泡スチロールになると知り、「化学ってすごい」と感動しました。人に役立つ新しい物質をつくりたいと理系の大学へ進み、卒業後は夢破れお菓子メーカーに就職しました。
5年間のうち4年は商品開発、1年は品質管理を担当。原材料費や人件費を洗い出して原価を計算し、工場の方と生産性や歩留まりを考え、営業と展示会や商談にも出ました。
もともと面倒くさがりだからこそ、「このシール、最初から印刷したら一工程減らせるやん」と考えるのが好きでした。いろいろな立場を見ながら、少しずつ無駄を減らしていく。その経験は、今の「続けられるセルフケア」にもつながっています。
激務の日々から、鍼灸の道へ
仕事は面白い一方、商品提案の前には朝2時、3時まで会社に残り、試作品をつくることもありました。
「この働き方を一生続けるのは難しい。年齢を重ねてもできる仕事がしたい」
私は生まれた頃からアトピーがあり、母はリウマチを抱えながら、私が大学を卒業するまで看護師を続けてくれました。自分や家族が経験してきたことを、誰かの役に立つ形へ変えられないか。母のように頑張っている女性を支えられないか。そう考えて、鍼灸を学びました。
資格取得後は整骨院などで経験を積み、2011年にあきほ鍼灸院を開業しました。最初は店舗を持たず、出張や借りた施術スペースからのスタートです。
けれど、開業すればすぐ軌道に乗るわけではありません。別の仕事もしながら、5年ほどくすぶっていました。
平井先生との出会い
転機は2016年。鍼灸整体師の平井幸祐先生と出会い、「舌はがし」をはじめとする平井メソッドを学びました。
「そんな簡単なことで、体への向き合い方が変わるんですか?」
知るほど面白くなり、誰かに伝えたくなりました。やがて講師として呼ばれるようになり、施術や講座へ活動が広がっていきました。藤森かよこさんの著書「舌はがしから始める平井メソッド健康革命」では、平井先生とともに監修に携わっています。
まずは自分を大切にするということ
息子が生まれたとき、同業の仲間が会いに来て、息子の体にやさしく触れてくれました。のびのびしたように見えた息子を私が抱いた瞬間、私には、また体にきゅっと力が入ったように見えました。
そのときの私は、出産後、まだ自分のケアを受けていませんでした。息子を抱いたまま私が施術を受けると、息子の体も再び緩んだように見えました。
その光景を見て、はっとしました。
「あ、子供よりお母さんが先やな」
息子を何とかしようとする前に、まず私自身だった。子どもや家族を大切にすることと、自分を後回しにすることは、同じではないのだと思いました。
この出来事は医学的な結論ではなく、私自身が子育てとケアを考え直した原点です。今も、誰かを支える方にこそ、自分の体へ戻る時間を持ってほしいと思っています。

漫画で読む、秋保良子の「お母さんが先やな」
仕事も家族も大切にして、自分を後回しにしてきた秋保良子。今の「体を相棒に」という仕事へつながる物語を、14ページの漫画でご覧ください。
自分を後回しにしている方へ。まず体の声を聞きませんか
このような方のお役に立てます
- 子育てや仕事を優先して、自分のケアが後回しになっている
- セルフケアを始めても、つい忘れて続かない
- 人を支える仕事をしているのに、自分はいつも疲れている
- 鍼灸やお灸が気になるけれど、いきなり受けるのは不安
- 「ちゃんとしなきゃ」と力が入り、休むことが苦手
- 体を大切にしたいけれど、何から始めればよいか分からない
まとまっていなくても大丈夫です
お問い合わせの段階で、話がきれいにまとまっていなくても大丈夫です。今気になっていることや、普段どのように過ごしているかをお聞かせください。
対面での鍼灸施術のほか、内容に応じてオンラインでお話を伺うこともできます。ホームページまたはInstagramからお気軽にご相談ください。
体を相棒にする人を増やしたい
短いセルフケアは、知るだけなら簡単です。でも、自分の生活に取り入れ、続け、自分で調整できるようになるには、確認し合える場が役に立ちます。
これからは実践講座をさらに育て、私と一緒に伝えてくださる方を増やしたいと思っています。セラピストに限らず、子育て中の方など、日常の中で誰かに手渡してくださる方なら、私ができる限りフォローします。
自分を大切にすると言われても、何をすればよいか分からないことがあります。でも、体は目の前にあります。まず体を相棒にすることから、自分を大切にする練習を始めませんか。













