朝6時30分に聞いた、「人はいつからでも変われる」|島津郁代さんの吹田市倫理法人会講話レポート

朝早く起きるのは、正直ちょっと気合いがいります。

私もこの日は、いつもより早く起きて、吹田市倫理法人会のモーニングセミナーへ向かいました。友達の島津郁代さんが講話をされると聞いたからです。

眠気はありました。でも、行ってよかった。

島津さんの話を聞きながら、私は「講話で自分の人生を話すことは、自分を表現することなんだな」と感じていました。

朝6時30分。会場には、もう学びが始まっていた

会場は、新大阪江坂東急REIホテル。

前方には、吹田市倫理法人会の青い幕。マイクの前には色とりどりの花が飾られ、スクリーンには島津さんのこれまでの歩みが映し出されていました。

吹田市倫理法人会の会場。青い幕の前で島津郁代さんが講話をしている
朝6時30分から始まるモーニングセミナー。会場の空気と、講話を聞く人たちの視線が印象に残りました。

朝6時30分から始まるモーニングセミナー。会場の空気と、講話を聞く人たちの視線が印象に残りました。

倫理法人会を初めて知る方へ、少しだけご紹介します。

吹田市倫理法人会では、毎週木曜日の朝、経営者やリーダー、地域で活動する人たちが集まり、経験や学びを分かち合うモーニングセミナーが開かれています。公式ページには、年齢や職業、経験を問わず参加でき、初めての方は見学からでも歓迎と案内されています。

島津郁代さんの講話を案内する吹田市倫理法人会のフライヤー
今回の講話「~人生神劇~ 人生はいつからでも変われる」のご案内。

今回の講話「~人生神劇~ 人生はいつからでも変われる」のご案内。

朝の時間に、人の話を聞く。

それだけのようでいて、普段の仕事や暮らしの中ではなかなか持てない時間です。

友達の島津さんが、人生の波を言葉にする

講話が始まる前、島津さんは「めちゃくちゃ緊張してるんですよ。優しい目と耳で聞いていただけたら」と、少し照れながら話していました。

その言葉に、私は島津さんらしさを感じました。いつも素敵で、周りを明るくする人が、この日は自分の人生を真正面から語ろうとしている。

島津さんの仕事は、結婚式を迎える新郎新婦の立ち居振る舞いを伝える「花嫁レッスン」。株式会社ブライトブライズの代表として、結婚式という大切な一日に向けた所作や印象を整える仕事をされています。

島津さんの仕事や、花嫁レッスン®に込められた想いは、ストーリー大阪のプロフィール記事「結婚式当日の不安を自信に変える花嫁レッスン®」にも詳しく紹介されています。今回の講話で語られた人生の歩みと合わせて読むと、島津さんが「人はいつからでも変われる」と語る背景を、より身近に感じられます。

この日の講話では、人生の折れ線グラフが登場しました。

上に伸びたところは、うれしかったこと。

下に落ちたところは、苦難だったこと。

幼い頃の家庭のこと。モデルの世界に入ったこと。結婚、家族との出来事。お父さまの借金問題をきっかけに、もう一度仕事へ戻ったこと。ブライダルの仕事で独立し、法人化し、東京へ進出したこと。そして、コロナ禍で結婚式が止まり、仕事も大きな影響を受けたこと。

決して、平らな人生ではありません。

それでも島津さんは、今、その折れ線グラフの下の部分も「これがあってよかった」と思えるようになったと話していました。

いちばん心に残った、父への感謝

私がいちばん心に残ったのは、島津さんが講話の準備を通して、お父さまへの感謝を思い出していった場面です。

雪の日に迎えに来てくれたこと。

18歳で大阪に出て一人暮らしを始めたとき、生活用品や食べ物を持ってきてくれたこと。

結婚が決まったとき、不器用なお父さまが手紙を書いてくれたこと。

苦しかった記憶だけではなく、受け取っていた愛情にも目を向けて、島津さんは「今あるのは父への感謝です」と語りました。

起きた事実は、変えられない。

でも、その事実をどう受け取るかは、自分で選べる。

島津さんが倫理法人会で学び、人生の中で実践してきたことが、この言葉に重なっていました。

マイクを手に、人生の歩みを語る島津郁代さん
人生の出来事を、自分の言葉で語る島津さん。講話そのものが、ひとつの自己表現になっていました。

人生の出来事を、自分の言葉で語る島津さん。講話そのものが、ひとつの自己表現になっていました。

講話で話すことは、自分の人生を表現すること

倫理法人会の講話というと、何か立派な実績や成功談を話す場所なのかなと思う方もいるかもしれません。

でも、島津さんの講話を聞いて、私は少し違う見方をするようになりました。

講話は、自分の過去を見つめること。

そこから何を受け取ったのかを、自分の言葉にすること。

そして、これからどこへ進みたいのかを、目の前の人に伝えること。

つまり、自分の人生を表現する時間なのだと思います。

島津さんは、夫婦の間での挨拶や見送りといった小さな実践についても話していました。相手を変えようとするのではなく、まず自分から始める。大きな決意だけでなく、毎日の小さな行動を積み重ねる。

講話を聞く私たちも、自然に自分の家族や仕事、これからやってみたいことを考え始めます。

講話から受け取った気づきを表す図解
講話から私が受け取った流れ。「起きたこと」から目をそらさず、「どう受け取るか」を選び、今日の一歩へつなげる。

講話から私が受け取った流れ。「起きたこと」から目をそらさず、「どう受け取るか」を選び、今日の一歩へつなげる。

倫理法人会は、できていなくても参加できる場所

島津さんは、倫理法人会に入って9年目になるそうです。

そこには、長く会社を経営している人も、これから頑張ろうとしている人もいます。年齢も仕事も立場も違う人たちが、同じ朝の時間に集まっている。

そして、役を引き受けることで、組織の運営や人との関わり方を学んでいく。

島津さんが話していたことで、心に残った言葉があります。

「最初は、その役にふさわしい自分でなくていい。できなくていい。まずは、できている人の真似をしてみる」

これは、倫理法人会の役員だけの話ではないと思いました。

新しい仕事を始めたい人も、人前で話してみたい人も、何かを変えたい人も、最初から完璧でなくていい。

まず、その場に行ってみる。

まず、人の話を聞いてみる。

その一歩が、自分の人生をもう一度動かすきっかけになるのかもしれません。

朝の講話を、一度聞きに行ってみませんか

島津さんの講話を聞きに、朝早くから頑張って行ってきました。

友達が話す姿を見られたことも嬉しかったですし、島津さんが自分の人生を言葉にして届ける姿に、勇気をもらいました。

人生には、思い通りにならないことがあります。

それでも、いつからでも受け取り方を変えられる。いつからでも、自分の言葉で語り始められる。島津さんの講話は、そんなことを静かに教えてくれました。

倫理法人会をまだ知らない方も、まずは講話を聞くところからで大丈夫だと思います。

朝の時間に、誰かの人生の話を聞く。

その言葉が、自分の今日に届くことがあります。

吹田市倫理法人会の公式ページで、次回の開催日と参加方法を確認する

今回の朝会

  • 日時:2026年8月20日(木)6:30〜7:30
  • 講話:~人生神劇~ 人生はいつからでも変われる
  • 講話者:島津郁代さん(吹田市倫理法人会 副専任幹事/株式会社ブライトブライズ 代表取締役)
  • 会場:新大阪江坂東急REIホテル
  • 住所:大阪府吹田市豊津町9-6
  • 朝食会:7:40〜8:15(当日の案内では、ゲストは朝食無料)
  • 主催:吹田市倫理法人会

※開催日時、会場、参加方法、朝食の扱いは変更される場合があります。参加前に公式ページで最新情報をご確認ください。

島津さん、素敵な講話をありがとうございました。

この記事を書いた人

まみ助

「読む人を物語の世界に引き込み、感情を体感させる」ことを信条とするストーリーテリングが強みの編集ライター。関わった書籍は商業出版では60冊以上、自費出版では70冊以上。人物の本質に迫るインタビューには定評があり、「文章だけで描く似顔絵師」の異名を取る。すべての登場人物のペルソナを丁寧に作り上げてから物語を紡ぐため、作品には高いリアリティを誇る。「無理のない範囲で、自分のできることをする」「常識を打ち破れ!」をモットーに、信頼関係だけで繋がるチームメンバーと一緒に活動中。

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